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万に一つ -額面通りに受け取れば-

北朝鮮のミサイル云々についてのニュースが、これまで以上に騒がしいですな。

それにしてもさ、国政のトップレベルから地方自治体レベルまで、責任者が口をそろえて「万が一を考えて」と言っているのは滑稽だ。厳密に、万に一つを数値化したら一万分の一、10のマイナス4乗、0.0001ですが、これって実は結構あり得る確率だと思う(個人的な印象)。数値実験等で、誤差が十分小さくなるまで繰り返す、なんて言うときには、10のマイナス3乗未満とか4乗未満になったらなんていう条件を使うことがありますが、これって、「まぁ十分に小さいと見なせる」という程度のレベルで、誤差がない、という状況とはかなりの違いがあると思われ(もちろん、確率と誤差を一緒にするなという話はあるでしょうが)。

いや、言いたいことがちょっとずれてきた。要は、(彼らの認識としては)多分ほとんど(絶対と言っていいくらい)ない可能性だろうけれども、もしかすると落ちてくるかもしれないから準備しましょう、と言いながらするような準備にどれほどの緊迫感があるのか、ということ。ま、落ちなければそれでいいんですが、それこそ万に一つ落ちて来た時、そんな身の入っていない準備で対応できるのかと。だいたい、万が一落ちてくる落下物を迎撃するPAC3については”十分に迎撃可能”だそうで、こっちの命中率は8割だというが、これは、国民の命や財産を守るための兵器としてかなり精度が低い数値なのではなかろうかね。

大前提として、この8割という数字だって、いつ、どこから、どこへミサイルが飛ぶかが分かった上での数値だったはず。いつ発射するかわからない、というだけでかなり迎撃精度は落ちるし、そもそも通常は落下してこないはずのものが落ちてくるという時点で既に向こうさんの「計算は狂っている」ハズなわけで、向こうにとっても想定外のものをこっちがきっちりと撃ち落とせるのか?というのがすんごい疑問。

じゃぁどうすりゃ良いの?と言えば、TARO首相の言うとおり、打たせないようにするのが一番なんだけれど、それにしてはずいぶんと圧力が弱いような気がする。加えて、アメリカの国防長官は、ミサイルがハワイに飛んでくるなら迎撃検討するが、そうでもなければ検討しないとの発言。日米安保条約なんてこんなもんでしたっけ?そういう意味で、日本はアメリカにも中国にも、韓国にも、もちろん北朝鮮そのものにももっと外交的に働きかけるべきだと思うんだけれどなぁ。

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2009年03月31日 13:02に投稿されたエントリーのページです。

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